自分でできる疾病対策
(1)足痛(2)ひざ痛(3)むくみ(4)腰痛(5)背中痛(6)頭痛(7)肩こり
(1)足痛対策 生活編
○足の痛みの問題
○足痛とは足のケガや疲労の他、全身性の病気の一症状として現れるものまで、さまざまです。
@なかでも、比較的に多くみられるのが関節痛です。原因疾患の代表的なものとして、まず変形性関節症があげられます。老化で関節が変形する結果、痛みを生じる疾患です。変形を起こす関節はひざ、股、ひじ、指、背骨にみられます。歩き始めや立ち上がる際、関節を動かし始めたたときに痛むのが特徴です。
A朝に手足がこわばる感じがするときは、慢性関節リウマチの疑いがあります。
B他にも全身性エリテマト−デスやシェ−グレン症候群などの膠原病(コウゲンビョウ)でも関節痛を感じます。
C風邪やインフルエンザに感染中も関節痛を感じます。足の親指の強烈な痛みの場合、痛風かもしれません。
D一つの関節だけが痛いときは、外傷性または、化膿菌の感染性の関節炎など考えられます。
E腰痛を伴う足の痛みの場合で、足の後ろ側が痛い時は、椎間板ヘルニアなどで起こる坐骨神経痛かもしれません。足と腰の痛みが強く、歩くのがつらい場合は骨軟化症の場合があります。歩いているとひざの下が痺れたり、力が入りにくい場合は腰部脊柱管狭窄症の疑いがあります。そのほか、脊柱分離やすべり症が起きてる可能性があります。
F他に、外反母趾での痛みや、深爪が原因の陥入爪(カンニュウソウ)による足指の痛みも比較的多くみられます。
Gまた血栓性動脈炎や動脈塞栓症など血管の病気や骨肉腫など悪性腫瘍も足の痛みを引き起こします。
○対策:捻挫や骨折は適切な治療で治ります。リウマチなど関節痛は進行した後では、障害が残ったりします。したがって、どれもこれも早期の治療によって病気の進行を食い止めることが大切です。変形性関節症も、早期であれば関節の状態を保護、補正できます。
○来院目安:痛くなって2日間アイシングしても痛みがとれない場合は自己判断せず来院をお勧めします。治療期間は1週間〜3ヶ月以上です。
○湿布:体温による保温効果を避けるため、1〜2時間毎に湿布を張り替えること。
○予防:骨や関節の老化を食い止めることはできませんが、適度な運動によって、骨や関節を支える筋肉を強化できれば、病気の進行を遅らせ、予防につながります。関節の過度な負担がかからないよう、太りすぎにも注意しましょう。
骨になりやすいカルシウムは、自然野菜や納豆、煮干など魚の骨からのカルシウム摂取が良いといわれてます。最近は風化カルシウムなども市販されてます。そのほか、ビタミンD摂取や紫外線を浴びること、1日2km程度の少し早めのウォ-キングを習慣にしましょう。
(2)膝(ひざ)痛対策生活編
○急性膝痛:まずひざに水が溜まったら、水を抜く事は非常に膝に負担を掛けることだと知っていて下さい。確かに抜くと一時的楽にはなりますが、水は膝の疾患を治す為の栄養剤で且つクッションでもあるからです。最近では良心的な病院は膝の水を抜く事を勧めません。
○対策法:ではどうしたらよいのか?@アイシングAマッサ−ジB電気マッサ−ジです。とにかくまずは、徹底的に膝の関節を冷やしてあげて下さい。そうすれば、2〜3日でかなり楽にはなります。膝の場合アイスノンや氷嚢で10分を一日3〜5回。程度によっては一日中でもかまいません(凍傷注意)。湿布を2時間ごとに張り替え続けるでも可。痛みもなく腫れがひいてきたらサポ−タで保温、もしくは大腿を使ったスクワット系のトレ−ニングが有効です。
○来院目安:膝が痛くなって2日間アイシングしても痛みがとれない場合は自己判断せず来院をお勧めします。治療期間は1〜3週間です。
○誤解:膝の痛みと体重は全く関係ありません。ただ太ってる方は疾病後の回復が少し遅くなるのでそう思われてますが、重さと膝は関係ありません。
○湿布:体温による保温効果を避けるため、1〜2時間毎に湿布を張り替えること。
○慢性膝痛:慢性化してるものは必ず変形していきます。膝痛10年ものは正座ができません。歩行も困難です。しかし、丁寧に膝関節のバランスをとって疲労回復、負荷を減らしていくと、歩行は正常化します。
○来院目安:階段の昇り降りが痛くて困難になってきたら来院しましょう。施術期間は1〜3ヶ月間です。
(3)むくみ対策生活編
○全身のあちこちがむくんでる場合、
○人は全身のあちこちがむくみます。その原因や病名は以下に掲げる通りです。
@まぶたがむくんでる場合は、急性腎炎の可能性があります。特に2週間前までに風邪や扁桃腺にかかった人は要注意です。
A妊娠中は基本的にむくみやすいです。妊娠後期の場合は妊娠中毒のおそれがありますから、主治医に相談してください。
B顔面はもとより、全身が白っぽい場合は、ネフロ−ゼ症候群が疑われます。
C腹水や黄疸がある場合は肝硬変が疑われます。
D動悸・息切れ・呼吸困難があって下肢のむくみががひどい場合は、高血圧・心筋梗塞・急性心膜炎が疑われます。
E押してもへこまない、だるさと寒さをともない、皮膚の乾燥や脱毛がある場合は、甲状腺機能低下症が疑われます。
Fやわらかいむくみは、低栄養が続くダイエット、または悪性腫瘍や胃腸機能低下が疑われます。
G女性特有のむくみには、月経前浮腫、更年期のホルモンバランスの変調が原因の浮腫があります。
Hストレス性特発性浮腫は、朝夕の体重差が1`以上もある時があります。
I高齢者の夕方のむくみは、老人性浮腫です。
J薬の副作用が原因の浮腫。
K急に太ったことが原因の浮腫。
○下半身が特にむくんでる場合
@立ち仕事が多いための筋疲労性が原因の浮腫。これが一番多いです。
A静脈瘤がある場合の浮腫は血管が浮き出て見えます。
B血栓性静脈炎が原因の浮腫は皮膚が紫色になってる場合があります。
C白く硬いむくみは、リンパ節の腫れや癌のリンパ節転移が疑われます。
Dむくみが赤く痛みを伴い熱もある場合は感染症が疑われます。
○対策・予防:原因となる疾患がある場合は担当医に相談してください。
むくみの治療で基本となるのは、安静と食事療法とマッサ−ジです。
安静にすることによって血行がよくなります。食事は、辛いものやアルコ−ルはなるべく避けるようにしたら良いでしょう。マッサ−ジは筋肉の緊張を解し血行をよくすることが有効です。
また、運動不足になると、血液を心臓へ送り返す筋肉の力も弱くなり、血液が足にたまって、むくみを生じやすくなります。日ごろから適度な運動をして、筋力低下を防ぐことも大切です。
しかしながら、一時的なむくみなら心配無用です。ただし、腎臓や心臓が疲れているサインですから、体調には気をつけたほうが良いでしょう。
○来院目安:自己判断せず担当医または当院へ早期の相談をお勧めします。治療期間2ヶ月〜です。
(4)腰痛対策 生活編
○腰が急に痛み始めた場合(急性腰痛)
○急性腰痛には次に掲げる場合があります。
@重いものを持ち上げたり、体をねじったり、座位から立ち上がった際の痛みはいわゆる「ギックリ腰」です。筋やじん帯が損傷してることもあります。
A腰を打った時、ならびに高齢者の場合は、しりもちついたり、家庭用マッサ−ジチェア・ローラ−ベット使用直後の痛みでも、骨折を起こしてる場合があります。
Bヘルペスウイルスに感染しておこる帯状疱疹の場合もあります。
C脚にしびれ、脱力感があって、腹痛を伴う場合は、多発性神経炎の場合があります。腹痛が無い場合、椎間板ヘルニアかもしれません。
D上腹部も痛く、前かがみにすると少し落ち着く場合、暴飲暴食からくる急性膵(すい)炎かもしれません。
E激痛の場合で、以前癌の診断を受けてる場合は、骨転移が考えられます。それ以外では、脊髄腫瘍がまれに発生してる場合があります。
F以上の症状以外では、おそらく筋肉痛でしょう。痛みが長引いたり、だんだん強くなるようではなにか危険が絡んでるかもしれません。
○対策
まず急性腰痛の場合安静が第一です。例えば発症から一週間、家でゆっくりしてればほとんどが良くなります。しかし忙しい日本人には無理な話でしょう。
○筋肉系疾患の鑑別対策法:まず腰痛患部を伸ばしてみて痛みを確認してください。痛みが強くなる場合、右腰痛では左に倒した際の右腰が痛く、右に状態を倒した際の右腰は痛くない状態です。この場合腰痛患部が伸びないようにテ−ピングして軽く冷やします。それ以外の椎間関節系疾患の場合安静後、発症から一週間は常温とし、それ以降は保温しましょう。
○来院目安:腰の状態が斜めに歪んでる。くしゃみが腰に響く。階段の昇り降りが苦しい。下半身にシビレがある。これらは重症です。自己判断せずに来院して下さい。施術期間は03回〜1ヶ月です。
○腰が徐々に痛み始めた場合(慢性腰痛)
○次に掲げるように唯の慢性腰痛ではない場合がありますので注意が必要です。
@歩いてる最中、足にしびれるような痛みがある場合は、腰部脊柱管狭窄症・脊椎分離症・閉塞性動脈硬化症・糖尿病の随伴症状が考えられます。
A動脈硬化をお持ちの方で、痛みがだんだん強くなる場合は、腹部大動脈瘤の可能性も考えられ、破裂すると生命の危険もあります。
B血尿が見られる場合は、腎炎や尿路結石など腎臓疾患でも腰痛が起こることがあります。
C胃腸、すい臓、肝臓疾患でも腰痛を伴う場合があります。
D身体前屈で痛む場合、脊椎カリエスの可能性もあります。
E高齢者で腰が曲がってる場合
F女性の場合、生理痛・子宮筋腫・子宮内膜症・子宮がん・卵巣がんもあります、特に妊娠中は、重心が下がったり、骨盤が緩むため歪みが生じやすい為痛めやすいです。
F同じ姿勢で仕事をする場合で夕方になると痛むケ−スは筋疲労です。
Gその他、精神的・心理的要因がかかわっている場合も多いみたいです。
○対策:
基本は保温とストレッチでです。危ない時はコルセットと安静です。なぜ腰痛になるか?と一言でいえば「カラダの使い方が下手」だからです。そして「ケア不足」が原因です。
以下に掲げることは少なくとも注意してみてください。
(起床)朝起きるときは一度体を反転してから起き上がりましょう。
(仕事)重いものを持つときはコルセット着用。重心を下げてもちましょう。
(腹筋運動)痛みのある時は腰痛を悪化させます。痛みのないときに行いましょう。
(姿勢)楽な姿勢が最も良い姿勢。無理して良い姿勢をすると悪化します。
○来院目安:
起床時、痛みがある状態が続く場合はぎっくり腰の前兆とも言われます。くしゃみ・咳をして腰を痛めることも多いです。以上は、治療が必要な時期だと思って来院してください。施術期間は連続3回〜1ヶ月。
○予防:
@同一姿勢や中腰の姿勢を長くとらないようにしましょう。
A重いものを持ち上げるときは、背筋をを伸ばしたまま物を抱くようにし、ひざや股関節を良く曲げて、伸ばす動作とともに持ち上げるようにしましょう。
B椅子に座るときは、ひざを股関節よりも高くなるようにします。
C高いところにあるものをとるときは、踏み台などを使い、決して急に背筋を伸ばさないこと。
D寝具は硬めのものを使い、寝る姿勢は、仰向けの場合腰の沈み具合が深くならないようにひざの下に座布団を入れたり、横向きの場合はひざを軽く曲げるようにしたら良いです。
E女性はハイヒ−ルが腰痛の原因となる場合が多いので、長時間履かないようにし、できれば3cm以下のものを履いたら良いです。
F腰椎にかかる負担を減らすために、太りすぎも原因になりますから体重をへらすことも努めるべきです。
G急に体をねじったり、物を持ち上げたり、日常のちょっとした動作を気をつけることも重要です。
H腰の筋力を鍛えて腰痛になりにくくする腰痛体操には、(下肢交差体操)(下肢挙上体操)(尾骨挙上体操)(腹筋強化体操)等があり、効果的です。
(5)背中の痛み対策生活編
○背中の痛みの多くは筋肉痛ですが、内臓疾患やストレスも関与します。原因をしっかり見極めなければいけません。
○背中が急に痛み出した場合(急性背中痛)
@転倒したり事故にあって背中を強く打った場合で、尿失禁や手足がしびれる時は脊髄損傷の恐れがあります。症状が重い場合は動かすと危険です。痛む部分が腫れてる時は肋骨や胸骨骨折が疑われます。
A不慣れな重労働や運動したあとの筋肉痛もよくあります。
B高齢者で大したきっかけがなくても、脊椎の圧迫骨折を起こしてる場合があります。
C激しい胸痛を伴う場合で不整脈がある場合は、狭心症や心筋梗塞が疑われます。
D激しい腹痛を伴う場合は、酒をたくさん飲む人の急性膵炎や胆のう炎が疑われます。
E高熱が伴い尿が濁ってる場合は、急性腎盂炎が疑われます
F背中から胸へかけて肋骨がピリピリ痛く感じる場合は帯状疱疹が疑われます。
○背中が徐々に痛み出した場合(慢性背中痛)
@若い女性で背中をたたくと激痛の場合は、脊椎神経過敏症が疑われます。
A背中の激痛に手足のしびれ感を伴う場合は、脊髄腫瘍や癌の転移が疑われます。
B深呼吸や咳をすると肋骨あたりが痛い場合は、肋間神経痛・脊髄炎・腫瘍・動脈瘤の前兆も疑われます。
C高齢で背中が丸い場合は、骨粗しょう症が疑われます。
D痛みが背中だけでなく肩・腕・首に及ぶ場合は、長時間の姿勢の悪さや運動不足が原因の場合が多いです。
E痛みは背中だけでなく腰・下肢に及ぶ場合で10〜30代は脊椎分離症やすべり症、40代以降は変形性脊椎症や脊椎すべり症が疑われます。
F背中に抜ける腹痛がある場合、
1.空腹時に痛む時は胃・十二指腸潰瘍が疑われます。
2.脂っこいものを食べたあとの痛みは胆石症が疑われます。
3.食事と関係なく、尿が色づいたり濁ってる場合は腎臓の病気が疑われます。
4.症状が軽くても抜ける場合、動脈硬化や肝臓、胆のうの病気の可能性が疑われます。
G過労でも背中が痛みます。
H更年期障害や自律神経失調症の症状として出る場合もあります。
○予防:若いときからの骨の強化。
若い人の背中の痛みは長時間同じ姿勢仕事したり、過度な運動が原因の筋肉痛が多いため、適度に体を動かす運動や、十分な休息をとることが予防につながります。体が痛い姿勢を長時間続けないことも予防の一つです。
高齢者では老化による脊椎の変形が原因となることが多く、その老化を遅らせるためには若い頃からカルシウムを十分にとり運動や日光浴で骨を丈夫にしておくことが大切です。
○来院目安:
起床時、痛みがある場合。くしゃみ・咳をして背中に痛みがある時。治療が必要な時期だと思って来院してください。施術期間は連続3回〜1ヶ月です。
(6)頭痛対策生活編
○頭痛には次に掲げるような種類があります。
@熱が38度以上ある場合の頭痛の原因には、かぜ・髄膜炎・脳腫瘍があります。
A頭にケガをした場合は、異常に眠くはき気を感じたり吐いた時に、脳浮腫・頭蓋内圧亢進症が疑われます。特に中高年の頭部のケガは1,2ヶ月送れて症状が出現する場合が多いです。
B吐き気や吐いたことがあり片方の目が痛かったりかすむ場合は、緑内障・硬膜下出血等が疑われます。
C吐き気や吐いたことがあり、顎から胸にかけて触れると痛んだり、光が眩しく感じたり、うとうとしたり、頭がぼけっとする場合は、緊急事態ですので、総合病院などへ行ってください。
D片側又は両方のこめかみが突然ズキズキいた場合は、側頭動脈炎が疑われます。
E吐き気や吐いたことがあり片側の痛みの前に視力や視野が見えにくくなる場合は、偏頭痛が疑われます。
Fここ1週間起床時、同じような頭痛が続く場合は、筋肉緊張性頭痛・高血圧性頭痛・まれに脳腫瘍・脳卒中・慢性硬膜下血腫が疑われます。
G頭痛に伴い鼻水・鼻づまりがあり目や頬骨あたりに鈍い圧迫感があり、前かがみになるとひどくなる場合は、副鼻腔炎が疑われます。
H緊張感やストレスを感じることが多い場合は、筋緊張性頭痛で首や肩のこりをしばしば伴います。
I頭痛の症状の12時間前に強い光を浴びていた場合、空気が悪い場所や煙たい場所やうるさい環境に長時間いた場合、食事をぬいた場合にはよくあることです。
○対策:薬に頼らず自分で痛みを和らげる方法は、横になること。眠ること。ぬるま湯につかりリラックスすることです。
また、肩や首、あご、顔、頭皮の筋肉マッサ−ジで痛みを和らげることも可能です。まず鎮痛剤は副作用も強いため使用は控えましょう。頭痛の大半は頚椎の動きや位置をを改善してあげる事で消失します。
○予防: 頭痛の原因が首や肩のこりを伴わない場合で、頭痛が続くときは、原因と考えられる環境要因を調べましょう。日々のストレスが原因なら習慣を変えてみましょう。精神的ストレスによって頭痛、肩こりが起きる事がしばしばあります。仕事の合間の軽い体操やストレッチはストレスを発散しますから、ストレス性の頭痛・肩こり解消に役立ちます。
○来院目安:
就寝時にアイシングしても首肩こりが解消しない時。肩こりが頭痛になったとき、来院を考えてください。
(7)肩こり対策生活編
○急性肩痛
○急性肩痛には次の種類があります。
@肩に加え首が痛かったり回せない場合は、通常寝違えです。時に交通事故をしたことがある場合場合はむち打ち症です。
A転倒したり首を不自然に曲げた場合は、頚椎椎間板のズレまたはヘルニア、骨折、脱臼が疑われます。
B発熱や肩の腫れがある場合は、痛みが酷い時は特に、化膿性関節炎が疑われます。
C胸が締めつけられる場合は、心筋梗塞や狭心症が原因となってる場合があります。
○慢性肩痛
@肩痛に加えめまいや動悸がある場合は、高血圧の症状が原因にあります。
A後頭部や肩が午後から持続的に痛んだり天候や精神的ストレスでも起こる場合は、筋緊張性頭痛です。
B背中と右肩と腹痛がある場合は、痛みが数時間の時葉は特に胆石・肝臓病の疑いがあり、痛みが長時間の場合は胆石・肝臓病に膵炎が合併している疑いがあります。
C左肩の痛みと下痢や便秘があり体重の減少を伴う場合は、膵石症が疑われる。それ以外は胃腸病や慢性膵炎の可能性が高いです。
D肩の深部が痛く咳をすると痛みが増強する場合は、細菌性肺炎や胸膜炎が疑われます。
E同じ姿勢で上腕だけ使用した仕事のため腕がだるい違和感がある場合は、頸肩腕症候群や胸郭出口症候群が疑われます。
F頚椎の変形で首を行き来する血管が阻害されると、頭部の筋肉や神経に障害を与え上肢のシビレがでます。これは、老化で起こりやすい変形性頚椎症疑われます。
Gその他に、猫背、ストレス、歯の痛み、冷え性、更年期障害、筋疲労などが原因になって肩の痛みを誘発する場合があります。
○対策法:
筋肉疲労による肩こりは、休養をとったり、温めたりするだけで治ることもすくなくありません。反対に夏の冷房など肩や首筋を冷やすことは血流を悪くしますから気をつけましょう。また姿勢の悪さが肩こりの原因になるから、普段から姿勢をよくすることも心がけましょう。同じ姿勢を続けたり、上腕だけを使うことも避けましょう。
一方、長期間の肩こりは、なにか病気が潜んでる可能性があります。気をつけましょう。
理学療法的には、マッサ−ジ・運動療法・温熱療法・牽引療法等があります。
○危険:
高血圧と肩こりが併発してる場合、プッツンする確率が急激に高まるそうです。せめてどちらかはしっかり管理しておきましょう。
○別な原因:
精神的ストレスによって頭痛、肩こりが起きる事がしばしばあります。仕事の合間の軽い体操やストレッチはストレスを発散しますから、ストレス性の肩こり解消に役立ちます。
また眼精疲労も肩の痛みを誘発します。これにはアイシングが効きます。
○誤解:
首を回す体操をすると肩痛が治りそうですがこれは誤解です。余計首を痛め症状を悪化させます。その代わりに頭を前後左右にゆっくり曲げ首の筋肉を伸ばすストレッチをすると良いでしょう。
○来院目安:
就寝時にアイシングしても首肩こりが解消しない時、ならびに肩こりが頭痛になったときは来院しましょう。 |