椎間板ヘルニアについて

ヘルニアでも1回施術で改善したと感じられる症状がほとんどです。

そしてなかまる整体院に通院すれば必ず良くなると確信してもらっています。しかし、、椎間板ヘルニア診断で来院された患者さんの中には、1回目から6回目通院中に改善する変化を感じられる人は早期に完治します。しかし6回を超えても改善の変化を感じないという人たちは、手術をおすすめする場合が多いです。

今日は、頚椎または腰椎「ヘルニア」について、お話をしたいと思います。
腰痛で来院される方の中には、「何年か前に腰痛で病院に行ったら、ヘルニアだと言われた。」と言う人が少なからずおられます。そして、「その時はどんな症状で、その時の病院のドクタ-はどんな検査をしてどんな治療をしてくれましたか?」とお聞きすると、大抵の答えは「レントゲン撮影をして、特に治療は無く痛み止めの薬をもらいました」といいます。

椎間板ヘルニアは、手技療法でどこまで改善できると思いますか?
手術を勧めたほうが良い場合はどのような時でしょうか?

病院でレントゲンしか撮影していない場合は、ヘルニアかどうかは分かるわけがありません。ヘルニアと診断しているドクタ-はアウトです。なぜならば、レントゲンは骨しか映りませんから、ヘルニアになっているかどうかは見えません。椎間の間隔が狭くなっているかどうかしかわかりません。狭くなっていても、ヘルニアが既に吸収されていて無くなっている場合もあるからです。正確に椎間板の状態を診るには、MRI撮影をする必要があります。

しかし、「MRIを撮影した結果、ヘルニアだと言われました。しかし、手術は必要ないと言われました。」このように訴える患者様も実は多くいます。

「体を急に起こしたら、腰部でパキっと音がした後から痛くなった。」「タオルで背中をこすっている最中に、背部でパキっと音がした後から痛くなった」という場合には、腰椎部または胸椎部の椎間板の繊維倫が割れてヒビがいく場合にパキっと音がします。後からから激しい痛みとしびれが続く場合は、繊維倫のヒビ割れから髄核が出てヘルニアになっている可能性が非常に高くなります。このような患者さんにはMRI撮影をお勧めしています。パキっと音がした後に痛みが激しくしびれもある場合で、MRI撮影結果もヘルニアになっている場合は、手技療法では改善するためには、相当な時間がかかることを覚悟してください。

椎間板に、レ-ザ-で穴を空けて、陰圧で髄核を吸い込ませる手術がありますが、一度出たマヨネ-ズを陰圧で容器の中に戻すのには限界があります。一方、自然に治る可能性としては、マクロファージによる貪食作用によるもので、脱出した余分なヘルニア部が小さくなっていくというものがありますが、健常な腰の持ち主も当然ヘルニアにもなっていることもあるということは、自然消滅または退縮するということは考えられません。

大きく脱出してしまった椎間板ヘルニアは、激痛に耐えながら手技療法を何10回と受けるよりも、仕事を休んで入院して、内視鏡で摘出してもらった方が、確実に早く治ります。6回整体施術を受けてみて変化が出ない場合は手術の方をおすすめします。手術しないで50回通院して良くなった患者さんもいますが、結局あなたの財布と相談してくださいということになります。

MRI撮影後ヘルニアがわずかに出ている場合は、手技療法で良くなる可能性が多いですが、良くならない場合もあります。椎間板が損傷しているので何回で良くなるかは、個人差があるので分かりません。少しずつ改善している場合は継続して施術をします。

しびれが無いけど、病院でヘルニアと言われた場合は、ただの腰痛です。確実によくなります。椎間板が扁平化して硬くなったものでヘルニアの影響がない物です。初回の施術から効果を実感出来、2か月以内には改善できます。