鍼治療の治療のリスク

鍼治療(acupuncture)は多くの人にとって安全な治療法ですが、いくつかのリスクや副作用が存在します。以下に箇条書きでその危険性を列挙します。

  1. 感染リスク

    • 不適切な滅菌処理による感染症(例:皮膚感染、肝炎など)
  2. 出血や打撲

    • 鍼を刺した部位での出血や打撲が発生することがある
  3. 疼痛や不快感

    • 鍼を刺した際や治療後に痛みや不快感を感じることがある
  4. 神経損傷

    • 鍼が神経に触れて損傷を引き起こすリスクがある
  5. 気胸(肺の穿孔)

    • 胸部や背中に鍼を刺す際に肺を傷つけ、気胸を引き起こすことがある
  6. 臓器損傷

    • 腹部や胸部に深く鍼を刺すことで内臓を損傷するリスクがある
  7. アレルギー反応

    • 鍼の金属や消毒液に対するアレルギー反応が起こることがある
  8. めまいや失神

    • 鍼治療中にめまいや失神を経験する人がいる
  9. 治療部位の腫れや感染

    • 鍼を刺した部位が腫れたり感染したりすることがある
  10. 局所的な炎症

    • 鍼を刺した部位に炎症が起こることがある
  11. 心血管リスク

    • 心疾患や出血傾向のある患者に対するリスク
  12. 不適切な技術

    • 経験ある有名な治療家でも、神経の走行は目に見えないので、刺す箇所が神経にあたるかどうかの確認はまずできないので、非常にリスクがある。ちなみに某野球選手はそのせいで肩が上がらなくなったりなど。深層部の鍼は最大効果であるが、危険とは裏腹でリスクが非常に高い。外科手術後にしびれだけが残存する場合があるが、同様に鍼で神経本体に傷をつけた場合は後遺症となる。