鍼治療(acupuncture)は多くの人にとって安全な治療法ですが、いくつかのリスクや副作用が存在します。以下に箇条書きでその危険性を列挙します。
感染リスク
- 不適切な滅菌処理による感染症(例:皮膚感染、肝炎など)
出血や打撲
- 鍼を刺した部位での出血や打撲が発生することがある
疼痛や不快感
- 鍼を刺した際や治療後に痛みや不快感を感じることがある
神経損傷
- 鍼が神経に触れて損傷を引き起こすリスクがある
気胸(肺の穿孔)
- 胸部や背中に鍼を刺す際に肺を傷つけ、気胸を引き起こすことがある
臓器損傷
- 腹部や胸部に深く鍼を刺すことで内臓を損傷するリスクがある
アレルギー反応
- 鍼の金属や消毒液に対するアレルギー反応が起こることがある
めまいや失神
- 鍼治療中にめまいや失神を経験する人がいる
治療部位の腫れや感染
- 鍼を刺した部位が腫れたり感染したりすることがある
局所的な炎症
- 鍼を刺した部位に炎症が起こることがある
心血管リスク
- 心疾患や出血傾向のある患者に対するリスク
不適切な技術
- 経験ある有名な治療家でも、神経の走行は目に見えないので、刺す箇所が神経にあたるかどうかの確認はまずできないので、非常にリスクがある。ちなみに某野球選手はそのせいで肩が上がらなくなったりなど。深層部の鍼は最大効果であるが、危険とは裏腹でリスクが非常に高い。外科手術後にしびれだけが残存する場合があるが、同様に鍼で神経本体に傷をつけた場合は後遺症となる。